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[炎編] アレックスと最終戦争と9人の少女・裏話No.2

第2回目の裏話。
更新順は、シナリオ選択の上から順ではなく、
制作した順番となっています。

というわけで今日はクオン編。

クオン編【世界】

◎最も製作期間が長かった編
締め切り間近であせっていたということもありますが、
他の編は10日くらいで制作が終わっていました。
しかし、この編の制作は最も時間がかかりました。
具体的には1ヶ月半もかかっています。
(途中他のゲームして遊んだというのも要因です)
理由がいくつかあるのですが、

・仲間に出来そうなキャラが少ない
旧作3つのクオン編に出てきたキャラクターは
クオン、寝る前さん、キャロル、
レジェンド、そしてバリアーズ、だけです。

ゴールデンウィークにおいてバリアーズを敵にする
ということが大前提な以上、仲間に出来るキャラクターは
りばりを除いて存在せず、それを踏まえると確定なのは
4人(寝る前さん、クオン、キャロル、りばり)しかいませんでした。

編成画面システムがなければそれで良かったのですが、
編成して好きなキャラで戦うという名目なゲームである以上、
どの編も7人である必要があると考えました。
最終的にユキ、サモン、ふもっふとなりましたが、
他にもドラ子、大和魂などの候補がありました。
扉絵の構図的にこれで正解だったと思います。

・敵に出来そうなキャラが少ない
どちらかと言うとこっちの方が致命的でした。
「起」に当たる部分を神兵で誤魔化しても、
5戦以上神兵との戦闘は避けたいと考えました。
そのため選ばれたのが…

右の3人でした。最終戦争にして初登場です。
バリアーズ以外に森に住んでいそうとなると
植物だろう、という安易な発想からです。
彼女達の誰かを仲間にしてやることも出来ましたが
それは叶いませんでした。

・シナリオが思いつかない
決定事項は寝る前さんの親友「クオン」は
「ワールドさん」であること。(GWから決めてました)
ラスボスはバリアーズの炎氷雷3人であること。
それ以外は何も決まっておらず、
本当に制作が難航していました。

最初はテーマが【世界】ではなく【仲間】だった
ことが大きな原因だった気もします。
その名残として、【仲間】というワードも
結構な回数出てきていますね。

色々悩んだ結果、ああいう形でまとまりました。
人数が少ないと戦争ものを書く際大変ですね。


◎戦闘曲解説
汎用・共通曲はぬくりあ編と序章裏話の際に。
ウィンディ編の分もまとめて解説します。


○地下迷宮 - 戦闘アレンジ
ウィンディ編に使用。3月作曲。
まさか最終戦争に使用することになるとは、
このときの私は思っていませんでした。
(この曲は安価による作曲でした)
アンデッドナイ軍を象徴する曲としては
申し分のないものだと思います。

○真・風が私を導いてくれるから
実は、「ホワイトデーに使用した戦闘曲は
各編に必ず1度は使用する」縛りを設けていました。
よってウィンディの影戦において原曲は使えず、
この曲を急遽作ることになりました。
原曲にはないギターなどが入り、
新フレーズが入って、この戦闘に相応しい曲に。

○宿命の戦い
キャロルのテーマが戦闘曲らしくない。
それだけの理由で戦闘曲として選択。
序章でも彼女とデイジーの登場シーンで使用。


○大森林の守護者
この戦闘に使用することを想定していなかった曲。
戦闘曲らしくない曲ではありますが、
この場面には非常にマッチしていたと言えます。

○復讐の刻
アースバリア戦のBGM。
この曲を作ったときにはシナリオは
出来上がっていたので、この戦闘用の曲です。
アースバリアはもう少し強くしても良かったけど
バリアーズの中では一番HPがあるんだよなあ。

○偽りの神話
これもワールドさん戦用BGMとして作曲。
彼女の曲である「世界の真理」とは
別ベクトルの曲にすべく尽力しました。
3拍子の曲にはお気に入りが多いですが、
この曲もまた例外ではありません。


◎クオン編のメインキャラクター達

・クオン編主人公 - 寝る前さん
毅然とした態度を常に取り続けていた裏で、
親友クオンのことをずっと引きずっており、
それが原因で精神的に脆くなっていたキャラ。

精神的に脆いからこそ、ホワイトデーで
自分が世界を破壊する決断に至ったのであり、
その弱さこそが主人公たりえる要因でした。
ワールドの真意を聞いたことによって、
彼女は自分を苦しめていた弱さを打破。
世界を守るために、愛するバリアーズを
自らの手で討つことを決意します。

戦闘面においても回復防御持ちという優位点と
雷魔法に強力な奥義、隙がないキャラですが、
魔法主体のこのゲームにおいて、
フィジカルリフレクションの存在意義はイマイチ。


・クオン編ヒロイン - クオン
元から精神的に成熟しきったヒロインだったため、
寝る前さんを支えることに専念させることが出来ました。

彼女が何故クオンと名乗っているのか、その理由は
ゴールデンウィークで明かされていましたが、
最終戦争においてクオンと名乗り続けることを
誓った彼女の決意は並々ならぬものでしょう。

彼女がクオンであったからこそ、
バリアーズの戦いは起きてしまったのであり、
ある意味では悲劇の中心人物といえるかも知れません。

バーニングフェニックスは公式チートです。
火属性なのに火力は他少女に比べて低いですが、
その奥義1つでパーティを立て直せるバケモノでした。


・魔王軍 - ユキ
口調も性格も違えど、彼女は確かに
ムシャの妹にして平蔵の弟子であるに
相応しい人物像だったと言えるでしょう。
ウィンディ編の平蔵のセリフで無理矢理この森に
ねじ込んだ感はやや否めませんが、他の編で出すより
この編で出ていて良かったのだと今は思います。

・宮廷魔術師 - サモン
自己破壊衝動で周りを引っ掻き回し、
状態異常魔法具現化に仲間だった人物を次々と殺させ、
ろくでもない死に方をしたダークサモンの弟とは
思えないほどの人格者ですが、幼さは残ります。

彼が出られたのはキャロルがいたからで、
彼が序章で死ななかったのもキャロルがいたから。
そういう意味で幸運だった人物といえるでしょう。

・バリアーズ - リーフバリア
戦闘能力はとても低く、HPに関しては
ストニアを除く全キャラ最低値です。
それは彼女自身自覚しているものですが、
寝る前さんは彼女の精神面の強さを
作中でとても高く評価していました。

「クオンお姉ちゃんを生き返らせる」計画に
真っ向から反対していたのも彼女だからこそであり
泣き喚いていたものの実は彼女こそがバリアーズの中で
一番大人だったという皮肉な結果を生み出しました。

・世界の真理の番兵 - ふもっふ
この枠だけ最後の最後まで誰にするか悩みました。
ワールドさんが「かわいいものが好きである」こと、
「見た目がふざけた奴ほど中身が凄まじい」を
体現するキャラクターであることを理由に、
彼が仲間キャラクターとして抜擢されました。

魔法主体のこの編で物理メインの彼は
どうも役に立ちにくい面があるのですが、
それでも物語の根幹としては重要な立ち位置です。


・世界の真理 - クオン(ワールド)
彼女の存在はどこかで見た記憶のある
「クオンってなんだよ」っていう感じの書き込みから
登場を確定させることに至ったキャラでした。
まるで記号のような魔法名を名乗っていない理由と、
その名前に意味を持たせることを重視するとして、
そして彼女達が追っていた「世界の真理」(バレンタインより)と
組み合わせていた結果、その立ち位置に相応しいのは
ワールドさんであると判断いたしました。

彼女は本当はハイヒーリングキャンセラーを習得しています。
(使用モーションはありますがルーチンに組み込んでません)。
不死鳥の炎に対するカウンターのアンチマジック、
HPを1にする奥義を使ってくるにも関わらず、
回復を封じる技を使ってこないのは、
彼女の優しさであると言えるでしょう。
ここまで建前。本当は実装忘れた

・クオン編ラスボス & 番人 - バリアーズ
「自分達のやっていることは間違っている」と
強く自覚しながらも、0%に等しい可能性にかけた、
悲劇の少女達です。

バリア魔法はデフォルトのデータベースで
誰も習得していないという状態にある魔法です。
だからこそ「誰からも忘れられたような」魔法であり
「人知れず沈没船で沈むような生活をしていた」
という言葉が出てきました。

そんな彼女達がワールドに優しくされ、
ワールドを心酔するようになったのは、
必然だったと言えるでしょう。
彼女への執着が寝る前さんへ牙を剥く結果となり、
世界を守るためにバリアーズを討つのだと決意した
寝る前さんによって敗れることとなりました。

ようやく死ねる、そんな彼女達の思いを
打ち砕くように待っていたのは…。


◎総評
このときもまだ全体的なシナリオ像が見えておらず、
霧の中を手探りで進むように作っていました。
しかし、このクオン編で最終戦争、及び、自分の
シナリオ構築の方向性が固まったと言っても
過言ではないと思います。

ずばり、「死んだほうがまだ幸せだった」です。
どうやってホーリー・ダークバリアを出すか、
最後の最後まで悩んでいましたが、
自分が考えられる方法のうち、最も残酷な手段を
選択することが出来て本当に満足しています。

◎余談


ここの会話は、クリアした後に見ると
その意味合いが大きく変わってきますね。

ブライアンが手を出せなかった理由は単純。
脱げなかったからです。


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