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[序章] アレックスと最終戦争と9人の少女・裏話No.10

最近は積みゲー消化などで忙しい日々です。
積みゲーといえば、9人の少女シリーズは基本的に
他のVIPRPG作品よりはコンシューマーゲームに
シナリオ構成を似せた側面が強かったりします。
それらのゲームと評価点も問題点もほぼ同一なのは
ある意味で喜ばしいことですね。
詳細については後日。

さて、今日の裏話は少女編の後完成した序章。


序章

◎最終戦争の物語の導入として
最終戦争はバレンタイン、ホワイトデー、GWと連なる
9人の少女シリーズの4作品目として最終作品です。
その導入部分に当たる序章で、この作品の方針を
ある程度プレイヤーに示す必要がありました。

その方針とはズバリ、
・ギャグの入り込む余地なんてないこと
・主人公は確かにアレックスだが、過去3作とは違って
 完全なオムニバス形式を採用したこと

・今までの話は率直に言えば夢だったこと
・最終戦争が起きることを知ったアレックスが
 各地の人々を助けまわる話ではないこと

です。
それとある程度VIPRPGのお約束を知っているか否かで
作品の見え方が変わる仕組みも意識して取り入れたものです。

9人の少女シリーズ、特に最終戦争は、
やるゲの皮を被った見るゲであり、
(だから紅白の紹介にやるゲとは書きませんでした)
戦争ものの皮を被ったメタフィクションものなのです
(だから紅白の紹介にRPGとは書きませんでした)。

…ということが序章の段階でうっすらとわかる
ゲームデザインにしましたとさ。
な、なっていた…はず(自信なさげ)

◎勇者 VS 神々 の構図を前面に

止むを得ず裏切る者も含め、
この物語は余計な第三勢力を作らずに
A VS B の構図を維持することを心がけました。
やはりその方向性を示したのも序章となります。

最終戦争で敵として戦っている人々の背景事情は、
おおざっぱにまとめればこんな感じです。
・焚き付けている者(神々や天使達、レオやフィリアなど)
・崇拝先のために動く者(ダッツ、玉露軍など)
・弱みなどを握られて戦わせられる者(兵士長、具現化など)
・その他(ユーゴなど)

特に神々の9柱はこの物語において完全悪の立ち位置を
なんとしても貫き通さなければなりません。
9柱の神々が全て公に知られていて、
それぞれに心酔している者がいる前提であれば、
心酔される明確な理由付けを作らなければならないため
完全悪に徹するシナリオは無理だったでしょう。

しかし、それはホワイトデーの段階で
遠まわしながらも完全に否定されています
例)ゴメス博士を最初に見たスパニーの反応

この世界に住む人々が知っているのは
【もしもの神々】という神々がいることで、
その代表がカナエールであることだけです。
(感覚としては八百万の神みたいなもんです。
日本には色んな神様の名前がありますが、
私がぱっと名前が出てくるのは月読命くらいです。
知っている人はすらすらと名前が出てきそう)

よって物語に出てくる宗教はカナエール教団のみ。
その他の神々はそもそも存在していませんし、
いるのはわかっていても、
「神様というくらいなんだからカナエール様みたいに
慈愛に満ち溢れた方に違いない!」程度の
思考が行われていたことは想像に難くありません。

この神の扱い方にはとある18禁ゲーに影響されています。
もんむすくえすとです。リンクは張りませんぞ。

◎没案と初期案

・リーザスとカトリーヌ(女兵士)は加入予定がなかった
 多分死なせる方針で考えていたんだと思う。
 ちょい役のカトリーヌはともかくとしても、
 リーザスは死なせずに正解でした。
・ダッツの行動が大分軽いものになった
 兵士長達の家族を目の前に連れてきて、
 無理矢理兵士長達を従わせた上で
 こっそりと家族を惨殺させようと思いましたが、
 自重しすぎてそこがカットになりました。
・フレイムさんがいないとブライアンの技が変化
 …させなくて良かったです。
 この案はダーブラの方で別ベクトルで採用しました。

◎戦闘曲解説(各編共通曲も含む!)

○牙剥く神兵
最終戦争の通常戦闘曲にあたる楽曲。
戦闘曲として流された回数は堂々の1位。
タイトル画面「○○の約束」のアレンジです。
通常戦闘ではあるものの、物語は「終盤」なので、
終盤らしさを出す戦闘曲にしました。

○陥落のフェアラート
フェアラート(Verrat) = 裏切り
「最終戦争のために制作した戦闘曲」の中で、
一番最後に出来上がった曲がこの曲です。
牙剥く神兵ではない曲に関してはボス戦闘。
プレイヤーにとってはその第一号となります。

○失踪感 - ディスアピアランス
仮曲だったんだけど意外と合ってしまったから
そのまま採用しました。

○無価値なる骸
私にとっては3回目の出来事だが、
プレイヤーにとっては多分1回目の出来事だ。
CV : 竹内良太

○赤紅色の剣閃
少女編の9回目の戦闘で共通でかかる戦闘曲。
物語も大詰め、そんな雰囲気にマッチしています。
元々最終戦争用に作った楽曲ではありませんでした。

○少女達の正義
少女編ラストバトル共通楽曲。
ライブアライブで言うところのメガロマニア。
一番流すタイミングに気を使った戦闘曲。
最終戦争で使われている数少ないMP3の1つ。
ラストバトルに相応しく気合が入った曲です。
元々メドレー制作界隈にいた身なので、
旋律を繋ぎ合せるのは得意分野です。
使用された元曲は以下の通りです。

「同じ志を持つ我ら(インターバルBGM)」+
「スピリットカースのテーマ」+
「○○の約束」
スピリットカースのテーマと約束については
同じコード編成にしてもうまく重なるのが
非常に功を成しています(たまたまです)。

余談ですが、この曲が一番似合うのは
やみっち編だと思います。次点でクオン編。
クオン編を最後にプレイするのに持ってくると

の台詞と共に少女編の最後の戦いとなる、
なかなかに燃える展開になるのでオススメ。

◎序章のメインキャラクター達

・救国の英雄 - アレックス
カナエールの人となりを最も良く知っている人物。
だからこそ最終戦争この疑問をぶつけられたのです。
奥義が強化された以外はホワイトデーと能力が据え置き。
最終戦争だけで見ると主人公としての戦闘回数は
最小ですが、シリーズとしてみると最多です。
彼については最終編で詳細記載。

・救国の英雄の1人 - ブライアン・ブラン
ブライアン大好き。
それが各所からにじみ出ているほどの活躍っぷり。
ブライアン・ブランの名前はVIPRPG作品
「王宮騎士ブライアン」から。
彼についても詳細は最終編において記載。
奥義は演出が強化されました。

・ポテチ王 - フレデリクス・ポテチスキー
最終戦争制作初期から、王様は戦闘キャラクターとして
出す方向性だったのは既に固まっていたものでした。
途中で死なせようかと思ったけど、
ポテチーナ姫の件があったので没。
フレデリクスの名の元ネタは、私が好きなフリゲ
「ミラルディアン銃士隊」の王フレデリック15世から。
性格や考え方もそれに準じたものになっています。
雷魔法使いなのはなんとなく。GWで設定してました。

・ポテチ王子 - ヴィンセント・ポテチスキー
彼の性格設定も「ミラルディアン銃士隊」の王子から。
ただし名前は異なる。ヴィンセントって名前は適当。
非常によく出来た王子で、彼がいればこの国の今後は
安泰だろうと思わせられるほどの人物。
反面、作中でははっきり言われていないが、
貧民街が改善されていない王国の状態を考えると
フレデリクスの前王の政策が酷かったことがわかります。
どれだけ優秀な王でも一度引っ掻き回されたものを
立て直すのには時間がかかりそうですからね。

彼が王国にほとんどいない理由はもっともらしい
説明(旅をしているから)ということにしました。
普段は各地視察でもしているんでしょう。
アレックスが主人公でなければ主人公になりえたかも。

・ブライアンの妹 - リーザス・ブラン
こうもりさんをひっさげて登場。
リナックスと方向性は同じ、お兄ちゃん大好きっ子。
彼女がここに来たことは後に最終編の伏線として
回収されることになります。
10年も経っているんで宮廷魔術師のことを
失念していても仕方ないですが、さすがに
彼女のことは守りきれる必要がありました。
下手に死なせて出したりしないでよかった。

・騎士 - ジャンヌ
登場自体はホワイトデーから。
彼女に焦点を当てた話ではない上に、
話の尺が短かったため残念ながらチョイ役。
ファランクスは…正直使えない技だよね…。

・兵士 - カトリーヌ
名前の候補はパルミラとかワルキューレとか
色々ありましたが、ジャンヌの妹であるという
設定にしたことからカトリーヌになりました。

2人のファミリーネームはきっとダルクなんでしょう。
ダークネスII要素はありません。

・狂信者 - ダッツ
国家管理委員会(ホワイトデーより登場)こと
カナエール教のお偉いさんにして狂信者。
ここまで突き抜けていないまでも、
カナエール教の頭の固い人の考え方は
大体こんな感じです(例外:デイジー)。
カナエールのために行動していて、
カナエールに認められることを目的としていました。
が、結局切り捨てられてしまう形で死亡。

・裏切り者 - 兵士長&副兵士長
序章が出来上がったのは「王宮騎士ブライアン」が
スレに投下されるより前の話でした。
偶然それとリンクするキャラ配役で、
(名前表示はないけれど
少なくともえらい立場だったのは確か)
私は浅からぬシンパシーと
「ときめき」みたいなものと感じたと思う。
戦闘を作ったのは12月に差し掛かるときだったし
彼がブライアン・ブランと呼びかけるシーンは
戦闘を作ると同時に作っていたものなので、
偶然の一致は怖いものですね。

…ちなみにあまり彼らが出るゲームを
あまりやったことがないため、
設定については見た目などを配慮して
それっぽくつけたものです。

・序章ラスボス - セラフィム & アレサ
よわい(確信)。
ヴァーミリオンソードはこっそり強化されてるけど
(威力480=>720)それでもやっぱり弱い。
セラフィムはこう言っていたけれど、
辞世の句を見るに間違ったことをしている
自覚は薄々あったんだと思います。
「【もしもの神々】は正しい」、ではなく、
「カナエール様は正しい」であることがミソ。

アレサはどこで出そうか悩みに悩んだ挙句
序章になってしまいました。もう少し強くても良かった。

◎総評
GWを作る前にプロトタイプとして
序章を作ろうとしていましたが、それは没。
事実上、仕切りなおしの序章となりましたが、
自分はシナリオ制作は序盤を最後にもってきたほうが
きれいにまとまるということがよくわかりました。

ともあれ、このイベントを制作して休む間もなく
即最終編の制作に取り掛かることになりました。
序章と最終編の間には時間が経っていない設定です。
序章制作に間を空けて作っていたら違うものが
出来上がっていた可能性があるため、
この形で仕上げて本当によかったのだと思います。

◎余談

ここのシーンは1度大きく作り直しました。
最初は何故か聞き分けがいい魔法具現化たちで、
どこか戯曲じみていた台詞回しでしたが、
差別にあえいでいる彼らがブライアンの言葉だけで
簡単に動くわけもなく。アクションがあるので
作り直すのがすごく大変だった記憶があります。

というわけで序章まで終わり。
次は最終編。2回か、もうちょっと多く分けるかも。

 


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