[爆編] アレックスと最終戦争と9人の少女・裏話No.9
少女編の裏話としてはこれが最後。
次に序章を挟んで、最後に最終編を分割で。
こんな感じを予定しています。
以後のブログのネタは特にないです。
それはそうと、弊サイトMoon☆Windにおいて
アレックスと最終戦争と9人の少女・サイト公開版を
晴れて公開いたしました。
サイトから直接ダウンロードできるだけでなく、
効果音の差し替えや一部バグ修正も行っています。
プレイの際ツクール2000のRTPは不要、
実行ファイルも通常のものを実装した状態での
大衆に向けた配布形式となっております。
ランチャーもついているから、
実行ファイルどこだということにもならず安心!
シナリオの追加などは特にありません。
少女編ラストはぬくりあ編。
ぬくりあ編【羨望】
◎ブライアンパンマンの立ち位置について
もしもシリーズにおけるブライアンパンマンは、
基本的にブライアンの弟である設定が多いようです。
GWを作った段階では、
・ブライアンに固執する何らかの理由がある
・レナックスに固執する何からの理由がある
というキャラクター付け以上のものは存在せず、
ブライアンの兄として出そうかなとか
考えていた時期もかつてはありました。
しかし、もしもシリーズのお約束を
踏襲するというコンセプト上、
兄にするのはどうなんだろうと思いとどまり、
結局どうするべきか直前の直前まで
思い浮かんでいませんでした。
ダークブライアンを"本物"という設定にしたのは
スパニー編製作途中ですが、
じゃあブライアンパンマンは何なのか。
GWの最終編を踏まえて、ブライアンの設定を
決めておくことで、最終戦争ぬくりあ編の
着手後になってようやく設定が固まりました。
早い話が行き当たりばったりです。
◎テーマ「羨望」の意図
ホワイトデーからリリア・ヘレンを中心に、
このテーマが根幹にあったんだと思います。
それを更に深めたのが最終戦争ということに。
登場するメインキャラクターは、
何かしらの「羨望」を抱えて戦っている人物ばかり。
例外はレイシアのおつきのクイムくらい。
他者を羨むが故に付け込まれ、戦う道を選んだ者達。
アルテマが強い理由は魔法具現化の特性によるもの。
ぬくりあが強い理由は希望を失わず戦うがために。
そんな希望:青と絶望:赤の構図。
その形を極端なまでに徹底させました。
◎初期プロットと仲間キャラが大きく違う
ヘレンまでの5人は最初から共通でしたが、
実はレイシアとクイムは当初頭になく、
アルベルト(仲間にならず完全に敵になった)と
ラジエート(プロローグで死んだ)を仲間にする
案で作ろうと考えていました。
ザックを召喚師として出すことは確定で、
その道を選んだことにアルベルトが怒るという構図で
「羨望」のシナリオがうまく回せたので、
こういう形になって良かったのだと思います。
で、入れ替えた理由ですが、
レイシアちゃんは記号的な名前の人たちの
アンチテーゼとして、クイムはなんとなく。
攻撃魔法具現化じゃなきゃなんでもいいんよ!
そのときの気分が異なれば、
スロームーブが加入した可能性もあるかも。
◎器システム
バレンタインのクオン編の伏線の1つ、
「世界が滅んでも8人の英雄は大丈夫」を
裏付けるための伏線回収として用意したもの。
しかし魂が砕け散ることは考慮されていませんでした。
ブライアンの器が2つなくなっています。
あからさますぎるので薄々ブライアンが
超重要人物なのはこの時点で気付くことが
出来るようなシナリオ構成になっています。
同時に、副産物に近いですが
ラスボスとなった彼の存在を
プレイヤーの頭から外す作戦でもありました。
それについては成功したと言えます。
◎戦闘曲解説
○狂乱ムーランルージュ
この曲じゃなければ「悪夢の中で眠りなさい」だった。
さすがにどうかと思ったので、レナックスが
主人公のやるゲな通常戦闘を想定した楽曲として、
これを作ってそのまま採用。印象は薄め。
○女勇者とエルフの射手
見たまんまの曲です。
リリアのテーマ+ヘレンのテーマの複合アレンジ。
余談ですが、アレックスのテーマは、
ホワイトデーのわてり編から採用しているんですが、
製作当時まだアレックスのテーマは存在しておらず、
代わりにリリアのテーマを
アレックスのテーマとして使用していました。
…もしそのままだったらリリアかわいそう。
この曲を含めて、結構な曲の旋律が
違うものになっていたと思います。
○冒険者達の死闘
2003の冒険者たち+戦いの幕開けアレンジ。
陣形が維持されている間はそれなりに強いが
陣形が崩れると弱くなるのは三将軍と同じ。
仲間枠という概念がなければ、
仲間にしてあげたかった3人であった。
○Morph a Battle
Morph(モルフ)。モーフ・ア・バトルって読んでるけど。
モルフはFEネタで、早い話が作り物の生命体。
作り物の生命体の戦いとかそんな感じの意味。
曲調からわかるとおりFF10のシーモアバトルの
オマージュな曲。だから英単語の真ん中がaなんだな。
偽恍惚なる闇は多分最終戦争終結して復活後、
各地を放浪してナイ軍に拾われたんだと思います。
○深淵に身を潜めし者達の反逆
曲の採用はなんとなく。
深淵って名前ついてるのにライチ編ではない。
ダレナ&ディナックスのテーマな位置付けに。
彼女達がモンスターを抑えてくれてるときのも
流せたのは曲調のおかげです。
◎ぬくりあ編のメインキャラクター達
・ぬくりあ編主人公 - レナックス
気丈に見える大人ほど精神的に脆さを抱えている
という持論を明確に表現したキャラクター。
登場はGWから。年齢設定はアレックスと
10歳差、リナックスと20歳差。
レナックスとぬくりあの構図は、
アンデッドナイとリナックスの構図と同じもの。
しかし人と行動理念が違えばこうまで変わります。
少女編主人公の中では間違いなく最強。
この能力なら戦場を1人で生き抜いてきた
という設定も納得。
「強い強い」と言われてるのに加入してみたら
弱かったというのがあんまり好きではないため、
彼女に限らず、設定の強さと実際の強さを
剥離させないためにかなり気を遣っていました。
・ぬくりあ編ヒロイン - ぬくりあ
ホワイトデーから言い続けているこれがなければ、
最終戦争はバッドエンドに近いもので
終わらせていたと思います。
シナリオの終着点を決めるという点に関して
必要不可欠とも言えたヒロイン。
年齢設定は9人少女の中では最年長。
GWのときから見ると歩行グラフィックに
変化があるので、成長し始めたんでしょうね。
成長が遅い大器晩成型なんだと思います。
彼女のキャラクター能力は連戦キラー。
神々と戦うときはどういう形にするかは
この時点で決めていたので、
彼女の能力が必要になるときが来ると
想定してこのようなものにしました。
・召喚師 - ザック
デュエリストフォーム。社長。海馬ザック。
しかしネタキャラの要素は微塵もなく、
第二の主人公と呼ぶに相応しい過酷な試練を
与えられてしまったキャラクター。
しかし剣を捨てていなくても、
彼が誉れ高い位置にいるのは代わらないので
アルベルト達は別の理由で洗脳されて
しまったんじゃないだろうか。
クリボー召喚は1/20の確率で
別のクリボーが登場します。
効果は一緒、1度だけダメージ無効化。
・ツヴェルフ家の英雄 - リリア・ツヴェルフ
ツヴェルフは彼女のグラフィックの位置
主人公1-2からハイフンを抜いて12、
12=>twolf=>ツヴェルフから。
記憶を取り戻しぬくりあの仲間になってくれる
心強いキャラクターではあるものの、
この編は他のキャラクターが結構ぶっ飛び気味で、
オールラウンドにまとまっている彼女は不遇気味。
ホワイトデーからエロリアが言っていた通り、
彼女はエロリアの妹。
お姉ちゃん大好きっ子がこじれて、
なんかどえらいことをやってしまった感。
彼女は別にそのことを反省も後悔もしていない。
真相を知ってからここのパーティ会話見ると
見方が凄く変化する。滅茶苦茶強心臓ですね。
・救国の英雄の1人 - ヘレン
神弓のヘレン。
スパークIIIをつれて出す予定だったんですが…
あれ…?出し忘れましたね…(汗)
出し忘れた彼はプロローグに直行。
HPは低いがサポート能力とキャラ能力が優秀。
蘇生はできないが回復は出来る。
奥義の威力も高くて強い。そんなキャラクター。
シナリオ上での活躍は少なかった方かも。
ホワイトデーで大活躍?だったんで…。
・ダーク恍惚なる闇子 - レイシア
レイシアは本家闇子の本名として設定した
「レイチェル」をもじったもの。
かわいいし何よりも能力が反則気味。
奥義は「ダメージを与えることが強さではない」
ことを体現していてチート級。
(劣化奥義のりばりちゃんが泣いている)
本人は紙なのでバックアップは必須。
人の身ではないが故に人ならざる者の
気持ちがよくわかる、そんなキャラクターです。
・魔法具現化 - クイム
レイシアの従者。男。
それ故にシナリオ上の目だった活躍は少ないものの
レイシア第一だということをうまく表現できた
キャラクターだったと思います。
・2003パーティ
[アルベルト]
ザックを尊敬する余り彼を恨んでしまった人物。
ザックとの関係はあくまでも親友同士。
やおいを匂わせる台詞回しにしたのは確かですが。
[アリサ]
ザックのことが好き。
しかし愛情よりも友情を優先した結果、
こういうことになってしまった。
[ミーア]
一番近くにいたからレナックスに
殺されなければならなかった。
・ブライアンパンマン軍
[偽恍惚なる闇]
ロバートの名前の由来は
ロバート・クレイスでググるといいと思います。
しがらみに囚われた結果死ぬことしか出来なかった。
[スロームーブ]
この状況の無意味さを理解していながらも、
やはり刃向う勇気は手に入れられなかった人物。
[ダークレナックス & ダークリナックス]
ブライアンパンマンが「世界の不条理さ」を
教えるためにけしかけた器システムの被害者。
ぬくりあの優しさに救われた命を、
世界を守るために使用した、
本体に限りなく近い「勇者」だったと言える。
[ダーク恍惚なる闇]
超がつくナルシストなのは普段と変わらず。
違うのはその理由が極端にいびつなところ。
ブライアンパンマンと同じ境遇の持ち主。
[ダークジャンヌ]
ブライアンパンマンに忠義を示し続ける以外
道はないと判断していたであろう人物。
やはりブライアンパンマンと同じ境遇。
最初はジャンヌの母親にしようかなとか
考えたが母親ポジはダディに渡った。
・ぬくりあ編ラスボス - ブライアンパンマン
レナックスにつけられた名前はブレンダン。
しかしその名をかなぐり捨て、
レナックスとの思い出すら全て忘れ、
自分を悪とすることで逃避してしまった人物。
しかし身体は正直で(意味深ではない)、
彼女から教わったのであろう奥義を
彼もまた使ってしまうのは皮肉。
彼の設定にすごい悩んだのは確かだけど、
こういう形に落ち着いて本当に良かった。
◎総評
このシナリオは急ピッチで作りました。
1週間だったか10日だったか。
とにかく最終編を早く作りシステムを
組まねば締め切りに間に合わない!!
という感じの中作ったものにしては、
なかなかきれいにまとまったものと思います。
最終編に繋がる伏線が最も多く、
他の編をやっていることを意味がわかる
(アルテマが強い理由など)ところが多いので
やはりこの編は最後にプレイすると
いいんだと思います。
◎余談
今回の余談は、ホワイトデーから使っている
戦闘曲の説明と裏話。
ホワイトデーで使用した戦闘曲は、
最終戦争でも使う、を縛りの一環として
考え使用しました。
○風が私を導いてくれるから
「ウィンドIのテーマ」より先に出来た曲。
元々はウィンディが主人公のやるゲを
作ろうと考えていてその通常戦闘用として
作った曲だったんですが…。
○エンジェルブラッディフィーバー
ユーロビート。リスペクト先は
soleilさんのとこのユーロビート曲。
VSアブソーブ姉弟に似合いそうな
曲を自分の表素材からピックアップして
使用したというのが真相です。
○フィールド4 俺式アレンジ
VIPツクスレに投下した250曲超の
楽曲群の1曲目に当たる楽曲。
フィールド4をアレンジしたBGMにすることで
仲間同士と戦いという形に盛り上がりを
出す効果を狙ってみました。
○寝る前エマージェンシー
「寝る前さんのテーマ」の原曲。
和洋折衷な感じの戦闘曲。
○力に溺れた者の末路
タイトルはプレシャスのショウの台詞から。
曲が流れるのが2回ともクレアスエロリア戦なので
どうもその2人のイメージが強くなりがちだが、
ショウさんありきの楽曲だったりする。
○黒き衝動を貴様に捧ぐ
表素材楽曲。
特にこの曲にしようと思った理由はない。
フィーリングだったと思う。
○キエテナクナレ
たまにこういう頭のおかしい曲が出来上がる。
サンダーI戦闘アレンジより後に出来た。
同じものを作れと言われても多分もう無理。
○アイスさんのテーマ
戦闘曲に似合うだろうと思って採用。
シチュエーション的にも見事マッチ。
表素材の方とマッシュアップしたのが「新」。
○悪夢の中で眠りなさい
表素材曲だったのだが1年もの間
サイトで公開されなかった幻の楽曲。
流れる戦闘が2回ともアルテマだったため
今のとここの曲はアルテマのイメージになっている。
○六魔決戦
この曲なしに表素材曲は成り立たない、
そう断言できる利用回数の多い戦闘曲。
最終戦争でもラスボスに利用することは、
製作初期から考えていました。
というわけで少女編はおしまい。
次回は序章の裏話です。
次に序章を挟んで、最後に最終編を分割で。
こんな感じを予定しています。
以後のブログのネタは特にないです。
それはそうと、弊サイトMoon☆Windにおいて
アレックスと最終戦争と9人の少女・サイト公開版を
晴れて公開いたしました。
サイトから直接ダウンロードできるだけでなく、
効果音の差し替えや一部バグ修正も行っています。
プレイの際ツクール2000のRTPは不要、
実行ファイルも通常のものを実装した状態での
大衆に向けた配布形式となっております。
ランチャーもついているから、
実行ファイルどこだということにもならず安心!
シナリオの追加などは特にありません。
少女編ラストはぬくりあ編。
ぬくりあ編【羨望】
◎ブライアンパンマンの立ち位置について
もしもシリーズにおけるブライアンパンマンは、
基本的にブライアンの弟である設定が多いようです。
GWを作った段階では、
・ブライアンに固執する何らかの理由がある
・レナックスに固執する何からの理由がある
というキャラクター付け以上のものは存在せず、
ブライアンの兄として出そうかなとか
考えていた時期もかつてはありました。
しかし、もしもシリーズのお約束を
踏襲するというコンセプト上、
兄にするのはどうなんだろうと思いとどまり、
結局どうするべきか直前の直前まで
思い浮かんでいませんでした。
ダークブライアンを"本物"という設定にしたのは
スパニー編製作途中ですが、
じゃあブライアンパンマンは何なのか。
GWの最終編を踏まえて、ブライアンの設定を
決めておくことで、最終戦争ぬくりあ編の
着手後になってようやく設定が固まりました。
早い話が行き当たりばったりです。
◎テーマ「羨望」の意図
ホワイトデーからリリア・ヘレンを中心に、
このテーマが根幹にあったんだと思います。
それを更に深めたのが最終戦争ということに。
登場するメインキャラクターは、
何かしらの「羨望」を抱えて戦っている人物ばかり。
例外はレイシアのおつきのクイムくらい。
他者を羨むが故に付け込まれ、戦う道を選んだ者達。
アルテマが強い理由は魔法具現化の特性によるもの。
ぬくりあが強い理由は希望を失わず戦うがために。
そんな希望:青と絶望:赤の構図。
その形を極端なまでに徹底させました。
◎初期プロットと仲間キャラが大きく違う
ヘレンまでの5人は最初から共通でしたが、
実はレイシアとクイムは当初頭になく、
アルベルト(仲間にならず完全に敵になった)と
ラジエート(プロローグで死んだ)を仲間にする
案で作ろうと考えていました。
ザックを召喚師として出すことは確定で、
その道を選んだことにアルベルトが怒るという構図で
「羨望」のシナリオがうまく回せたので、
こういう形になって良かったのだと思います。
で、入れ替えた理由ですが、
レイシアちゃんは記号的な名前の人たちの
アンチテーゼとして、クイムはなんとなく。
攻撃魔法具現化じゃなきゃなんでもいいんよ!
そのときの気分が異なれば、
スロームーブが加入した可能性もあるかも。
◎器システム
バレンタインのクオン編の伏線の1つ、
「世界が滅んでも8人の英雄は大丈夫」を
裏付けるための伏線回収として用意したもの。
しかし魂が砕け散ることは考慮されていませんでした。
ブライアンの器が2つなくなっています。
あからさますぎるので薄々ブライアンが
超重要人物なのはこの時点で気付くことが
出来るようなシナリオ構成になっています。
同時に、副産物に近いですが
ラスボスとなった彼の存在を
プレイヤーの頭から外す作戦でもありました。
それについては成功したと言えます。
◎戦闘曲解説
○狂乱ムーランルージュ
この曲じゃなければ「悪夢の中で眠りなさい」だった。
さすがにどうかと思ったので、レナックスが
主人公のやるゲな通常戦闘を想定した楽曲として、
これを作ってそのまま採用。印象は薄め。
○女勇者とエルフの射手
見たまんまの曲です。
リリアのテーマ+ヘレンのテーマの複合アレンジ。
余談ですが、アレックスのテーマは、
ホワイトデーのわてり編から採用しているんですが、
製作当時まだアレックスのテーマは存在しておらず、
代わりにリリアのテーマを
アレックスのテーマとして使用していました。
…もしそのままだったらリリアかわいそう。
この曲を含めて、結構な曲の旋律が
違うものになっていたと思います。
○冒険者達の死闘
2003の冒険者たち+戦いの幕開けアレンジ。
陣形が維持されている間はそれなりに強いが
陣形が崩れると弱くなるのは三将軍と同じ。
仲間枠という概念がなければ、
仲間にしてあげたかった3人であった。
○Morph a Battle
Morph(モルフ)。モーフ・ア・バトルって読んでるけど。
モルフはFEネタで、早い話が作り物の生命体。
作り物の生命体の戦いとかそんな感じの意味。
曲調からわかるとおりFF10のシーモアバトルの
オマージュな曲。だから英単語の真ん中がaなんだな。
偽恍惚なる闇は多分最終戦争終結して復活後、
各地を放浪してナイ軍に拾われたんだと思います。
○深淵に身を潜めし者達の反逆
曲の採用はなんとなく。
深淵って名前ついてるのにライチ編ではない。
ダレナ&ディナックスのテーマな位置付けに。
彼女達がモンスターを抑えてくれてるときのも
流せたのは曲調のおかげです。
◎ぬくりあ編のメインキャラクター達
・ぬくりあ編主人公 - レナックス
気丈に見える大人ほど精神的に脆さを抱えている
という持論を明確に表現したキャラクター。
登場はGWから。年齢設定はアレックスと
10歳差、リナックスと20歳差。
レナックスとぬくりあの構図は、
アンデッドナイとリナックスの構図と同じもの。
しかし人と行動理念が違えばこうまで変わります。
少女編主人公の中では間違いなく最強。
この能力なら戦場を1人で生き抜いてきた
という設定も納得。
「強い強い」と言われてるのに加入してみたら
弱かったというのがあんまり好きではないため、
彼女に限らず、設定の強さと実際の強さを
剥離させないためにかなり気を遣っていました。
・ぬくりあ編ヒロイン - ぬくりあ
ホワイトデーから言い続けているこれがなければ、
最終戦争はバッドエンドに近いもので
終わらせていたと思います。
シナリオの終着点を決めるという点に関して
必要不可欠とも言えたヒロイン。
年齢設定は9人少女の中では最年長。
GWのときから見ると歩行グラフィックに
変化があるので、成長し始めたんでしょうね。
成長が遅い大器晩成型なんだと思います。
彼女のキャラクター能力は連戦キラー。
神々と戦うときはどういう形にするかは
この時点で決めていたので、
彼女の能力が必要になるときが来ると
想定してこのようなものにしました。
・召喚師 - ザック
デュエリストフォーム。社長。海馬ザック。
しかしネタキャラの要素は微塵もなく、
第二の主人公と呼ぶに相応しい過酷な試練を
与えられてしまったキャラクター。
しかし剣を捨てていなくても、
彼が誉れ高い位置にいるのは代わらないので
アルベルト達は別の理由で洗脳されて
しまったんじゃないだろうか。
クリボー召喚は1/20の確率で
別のクリボーが登場します。
効果は一緒、1度だけダメージ無効化。
・ツヴェルフ家の英雄 - リリア・ツヴェルフ
ツヴェルフは彼女のグラフィックの位置
主人公1-2からハイフンを抜いて12、
12=>twolf=>ツヴェルフから。
記憶を取り戻しぬくりあの仲間になってくれる
心強いキャラクターではあるものの、
この編は他のキャラクターが結構ぶっ飛び気味で、
オールラウンドにまとまっている彼女は不遇気味。
ホワイトデーからエロリアが言っていた通り、
彼女はエロリアの妹。
お姉ちゃん大好きっ子がこじれて、
なんかどえらいことをやってしまった感。
彼女は別にそのことを反省も後悔もしていない。
真相を知ってからここのパーティ会話見ると
見方が凄く変化する。滅茶苦茶強心臓ですね。
・救国の英雄の1人 - ヘレン
神弓のヘレン。
スパークIIIをつれて出す予定だったんですが…
あれ…?出し忘れましたね…(汗)
出し忘れた彼はプロローグに直行。
HPは低いがサポート能力とキャラ能力が優秀。
蘇生はできないが回復は出来る。
奥義の威力も高くて強い。そんなキャラクター。
シナリオ上での活躍は少なかった方かも。
ホワイトデーで大活躍?だったんで…。
・ダーク恍惚なる闇子 - レイシア
レイシアは本家闇子の本名として設定した
「レイチェル」をもじったもの。
かわいいし何よりも能力が反則気味。
奥義は「ダメージを与えることが強さではない」
ことを体現していてチート級。
(劣化奥義のりばりちゃんが泣いている)
本人は紙なのでバックアップは必須。
人の身ではないが故に人ならざる者の
気持ちがよくわかる、そんなキャラクターです。
・魔法具現化 - クイム
レイシアの従者。男。
それ故にシナリオ上の目だった活躍は少ないものの
レイシア第一だということをうまく表現できた
キャラクターだったと思います。
・2003パーティ
[アルベルト]
ザックを尊敬する余り彼を恨んでしまった人物。
ザックとの関係はあくまでも親友同士。
やおいを匂わせる台詞回しにしたのは確かですが。
[アリサ]
ザックのことが好き。
しかし愛情よりも友情を優先した結果、
こういうことになってしまった。
[ミーア]
一番近くにいたからレナックスに
殺されなければならなかった。
・ブライアンパンマン軍
[偽恍惚なる闇]
ロバートの名前の由来は
ロバート・クレイスでググるといいと思います。
しがらみに囚われた結果死ぬことしか出来なかった。
[スロームーブ]
この状況の無意味さを理解していながらも、
やはり刃向う勇気は手に入れられなかった人物。
[ダークレナックス & ダークリナックス]
ブライアンパンマンが「世界の不条理さ」を
教えるためにけしかけた器システムの被害者。
ぬくりあの優しさに救われた命を、
世界を守るために使用した、
本体に限りなく近い「勇者」だったと言える。
[ダーク恍惚なる闇]
超がつくナルシストなのは普段と変わらず。
違うのはその理由が極端にいびつなところ。
ブライアンパンマンと同じ境遇の持ち主。
[ダークジャンヌ]
ブライアンパンマンに忠義を示し続ける以外
道はないと判断していたであろう人物。
やはりブライアンパンマンと同じ境遇。
最初はジャンヌの母親にしようかなとか
考えたが母親ポジはダディに渡った。
・ぬくりあ編ラスボス - ブライアンパンマン
レナックスにつけられた名前はブレンダン。
しかしその名をかなぐり捨て、
レナックスとの思い出すら全て忘れ、
自分を悪とすることで逃避してしまった人物。
しかし身体は正直で(意味深ではない)、
彼女から教わったのであろう奥義を
彼もまた使ってしまうのは皮肉。
彼の設定にすごい悩んだのは確かだけど、
こういう形に落ち着いて本当に良かった。
◎総評
このシナリオは急ピッチで作りました。
1週間だったか10日だったか。
とにかく最終編を早く作りシステムを
組まねば締め切りに間に合わない!!
という感じの中作ったものにしては、
なかなかきれいにまとまったものと思います。
最終編に繋がる伏線が最も多く、
他の編をやっていることを意味がわかる
(アルテマが強い理由など)ところが多いので
やはりこの編は最後にプレイすると
いいんだと思います。
◎余談
今回の余談は、ホワイトデーから使っている
戦闘曲の説明と裏話。
ホワイトデーで使用した戦闘曲は、
最終戦争でも使う、を縛りの一環として
考え使用しました。
○風が私を導いてくれるから
「ウィンドIのテーマ」より先に出来た曲。
元々はウィンディが主人公のやるゲを
作ろうと考えていてその通常戦闘用として
作った曲だったんですが…。
○エンジェルブラッディフィーバー
ユーロビート。リスペクト先は
soleilさんのとこのユーロビート曲。
VSアブソーブ姉弟に似合いそうな
曲を自分の表素材からピックアップして
使用したというのが真相です。
○フィールド4 俺式アレンジ
VIPツクスレに投下した250曲超の
楽曲群の1曲目に当たる楽曲。
フィールド4をアレンジしたBGMにすることで
仲間同士と戦いという形に盛り上がりを
出す効果を狙ってみました。
○寝る前エマージェンシー
「寝る前さんのテーマ」の原曲。
和洋折衷な感じの戦闘曲。
○力に溺れた者の末路
タイトルはプレシャスのショウの台詞から。
曲が流れるのが2回ともクレアスエロリア戦なので
どうもその2人のイメージが強くなりがちだが、
ショウさんありきの楽曲だったりする。
○黒き衝動を貴様に捧ぐ
表素材楽曲。
特にこの曲にしようと思った理由はない。
フィーリングだったと思う。
○キエテナクナレ
たまにこういう頭のおかしい曲が出来上がる。
サンダーI戦闘アレンジより後に出来た。
同じものを作れと言われても多分もう無理。
○アイスさんのテーマ
戦闘曲に似合うだろうと思って採用。
シチュエーション的にも見事マッチ。
表素材の方とマッシュアップしたのが「新」。
○悪夢の中で眠りなさい
表素材曲だったのだが1年もの間
サイトで公開されなかった幻の楽曲。
流れる戦闘が2回ともアルテマだったため
今のとここの曲はアルテマのイメージになっている。
○六魔決戦
この曲なしに表素材曲は成り立たない、
そう断言できる利用回数の多い戦闘曲。
最終戦争でもラスボスに利用することは、
製作初期から考えていました。
というわけで少女編はおしまい。
次回は序章の裏話です。
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